若い女性を中心に利用者が増えているカラーコンタクトレンズ(カラコン)ですが、おしゃれ用で雑貨として取り扱われているものと、視力補正用で医療機器と
して薬事法の規制を受け国の認可を得ているものとがあります。すでにお分かりだと思いますが、両者は『似て非なるもの』です。
●おしゃれ用カラコン
雑貨店のおしゃれグッズのコーナーやネットで購入できる、度の入っていないカラコン。「一応はコンタクトレンズなんだから、ちゃんと検査されてるでしょ
う。」なんて、軽く考えてはいけません。現時点(2009/11)では何の規制もありません。簡単な話、髪につけるエクステやつけ爪と一緒の扱いで、もち
ろん医療用ではありません。
国民生活センターでは、カラコンを使用して眼障害が起きたという事例が多数報告されたことを受けて、2005年に医療機器ではないおしゃれ用カラコンの安全性や品質などを調査し、その結果を公表しています。
テスト対象:10銘柄
眼粘膜刺激が起こりうる程度の細胞毒性を確認:2銘柄
色素の溶出が認められた:4銘柄
うち溶出液が蛍光を発したもの(毒性と発ガン性の疑いがある):2銘柄
※アルミニウム等が溶出しているものもあった。
粗悪品ばかりではないのでしょうが、安全性が認められないものが売られているのも事実のようです。
また、衛生的に問題がなかったとしても「レンズ装用後、視力・夜間視力・動体視力が大幅に低下する場合があり、装用により乱視矯正が必要となったり、軽度
の眼障害が認められた場合もあった。」としていますから、危険な作業をする時、車の運転をする時(特に夜間)には、装用を避けるべきでしょう。
2008年7月には、厚生労働省と経済産業省が薬事法の枠内で規制を行う方針を固めたとのことですから、安全に使える時期がくるのを待った方が賢明かも知れません。
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